2024年春にお迎えした新品種含むバラの、2年目(2025年)の成長と開花の様子をまとめていきます。2年目がどう育つか、バラ栽培の参考にしていただけたら嬉しいです。
また、全体の様子を記録することで、開花の順番やサイクルなども参考になればと思います。
【2025年5月】
先週つるブルームーンが開花し、続いてプリマヴィスタの蕾も開花しました。
プリマヴィスタは初収穫をして、お部屋で香りを楽しみながら癒されています。
現在、ローブ・デコルテ、エクリュ、ボレロ、ポルトブルー、ピエール・ドゥ・ロンサール、アプリコットキャンディーの蕾も色づいてきました。
次に開花しそうなのは、ローブ・デコルテとボレロでしょうか。








庭のほかの様子としては、クレマチスがぐんぐんと伸びて、緑のカーテンが出来上がり、花も1つ・2つと咲き始めました。いつも紫の花(エトワール バイオレット)が先に咲き始めます。
日陰のヒューケラも開花中で、赤い花が咲いています。
鮮やかな緑の中に、赤い花とキャメル色の葉の濃淡が美しく、キボウシの緑もよく映えていて、本当にきれい。自然の色で、こんなにも美しい色があるなんて……見ているだけで心がやわらぎます。
つるブルムーンとプリマヴィスタの大きさを比較してみました。
もちろん、プリマヴィスタは開花後にさらに大きくなるのですが、つるブルムーンの開花時にはその大きさにいつも驚かされます。
写真に収めてみたので、伝わると嬉しいです。





5月10日(土)
雨上がりの庭で、ローブデコルテ、ボレロ、アプリコットキャンディが次々と咲き、そして今日、新たにポルトブルー、エクリュ、ピエール・ドゥ・ロンサールが開花していました。
特に印象的だったのは、ポルトブルーの青みがかった花びらと、エクリュの生成り色の花びらに、雨の名残の水滴がきらめいていた光景。まるで神々しさすら感じる美しさでした。
香りもまた素晴らしく、ポルトブルーはまろやかなダマスクに、パウダリーさとグリーンの爽やかさが重なり、繊細に香ります。
一方のエクリュは、はじめに強く立ち上がるティーの香りから、次第にふんわりとダマスクローズの優しさが広がっていきます。
どちらも素敵な香りですが、今日はポルトブルーの香りの気分だったので、カットして花瓶に飾りました。
ちなみに、プリマヴィスタもたくさん咲いていました。
水滴の重みでうつむいていたので、明日晴れたら写真をアップしようと思います。








5月11日(日)
プリマヴィスタが満開を迎えています。次々と花が咲き、庭が一気に華やかになりました。
ポルトブルーの青みがかった花色が本当に素敵で、花瓶に飾るとぐっとシックな雰囲気になります。
紫でもなく、青でもない――この絶妙な色合いこそ、ポルトブルーの魅力。
今いちばんのお気に入りで、いつかこの色合いのバラで庭をいっぱいにしたいと思っています。
ちなみに、まだ本格的な開花は迎えておらず、咲いたのは2輪だけです。
でも、たくさんの蕾が控えていて、これからの開花がとても楽しみです。
そうそう、ポルトブルーは花びらが少し硬いんです。触ってみないとわからない程度で
特別な意味があるわけではないのですが、他のバラにはない小さな違いがちょっと面白くて、つい書き留めておきたくなりました。





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