好きなバラの香りでクリームをつくりませんか?昔から行われているアンフルラージュ法を用いて、バラの花びらを使い、シアバタークリームを作ります!
アンフルラージュ法とは、古くから使われているフランス発祥の技法で、花びらの繊細な香りを抽出する方法です。主にジャスミンやバラの花を使って、植物由来の香りを優しく取り出す手法として知られています。
今回はこの方法を使って、バラの花びらから「シアバタークリーム」を作る過程をご紹介します。
材料
- ガラスまたは陶器の容器 (今回用意したのは、10センチの直系、高さ5センチの器です)
- 無香料のシアバター 18g~20gぐらい ※蓋に薄く塗るので蓋の面積や塗り方にもよります。
- 新鮮なバラの花びら
- 木べらなど
- 消毒用アルコール
手順
- バラの花びらを準備 香りの強いバラがおすすめです。数回に分けて、バラの花びらを入れ替えるので、ある程度量も見越して用意しておきましょう!
- アンフルラージュ法の準備 ガラスや陶器の容器に、バラの花びらを一枚一枚並べます。シアバターを蓋になるべく平らに塗りましょう。蓋をしてバラの香りがシアバターに移るよう、密封して2~3日放置します。 ※額を付けたままにすると、花びらよりも香りが弱い部分が含まれるため、香りを移す効率が下がる可能性があります。最も効果的に香りを移すためには、 額を取り除き、花びらだけ を使用するのが良いでしょう。
- 花びらの交換 2~3日後、花びらを取り出し、新しいバラの花びらを追加します。繰り返すことで、シアバターにバラの豊かな香りを十分に移します。
- クリームの完成 十分に香りが移ったら、ふたについているバターを容器に入れましょう!これで、バラの香りが漂うシアバタークリームが完成です。
秋は、密封して1週間放置していました。雨が続き、翌週はバラが少ししか収穫できなかったのですが、プリマヴィスタだったためか香りが強かったので、半分のバラの花びらの量でその後一週間放置しましたが、とても良い香りがついたクリームになっていました。お好みの強さのクリームになるように、バラの交換を繰り返したり、放置する期間を適宜調整くださいませ。
使用方法
完成したシアバタークリームは、肌に保湿を与え、優しく香りをまとわせるボディクリームとしてお使いいただけます。特に乾燥しやすい季節や、特別な日のスキンケアとしておすすめです。
ポイント: バラの花びらは無農薬のものを選び、より高品質の香りを引き出せるように工夫しましょう。また、作成したクリームは冷暗所に保存し、数か月以内に使い切ることを推奨します。
バラの自然な香りとシアバターの保湿効果で、肌に優しい自家製クリームを楽しんでください。
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